2010年11月29日月曜日

「いまさら何を言ってるの・・」

福岡県、飲酒運転事故全国ワースト1(10月末現在)~年末に県民運動実施
社会
2010年11月26日 14:00

福岡県警は24日、「飲酒運転事故、多発!」として、飲酒運転撲滅を強く呼びかけている。福岡県警によると10月末の時点で、福岡県における飲酒運転による交通事故発生件数は278件、前年同期比で47件増加。全国で見ると大阪府に並びワースト1となっている。

市内を走る乗用車 福岡県警は「平成18年8月、福岡市東区において、3人の幼い命が犠牲となった飲酒ひき逃げ事故から、全国的に飲酒運転事故は大きく減少しましたが、残念なことに、福岡県では昨年末から増加に転じています」として、飲酒運転撲滅のための取り組みを続けていく方針。
福岡県警を含む県、市町村、県交通安全協会ほかで組織された「交通事故をなくす福岡県県民運動本部」は、12月11日から31日まで、「年末の交通安全県民運動」を実施し、高齢者の交通事故防止や飲酒運転の撲滅、ハンドルキーパー運動を呼びかける。
http://www.data-max.co.jp/2010/11/10_115974.html

私の個人的観点で言わせて頂けば、「いまさら何を言ってるの・・」と、言いたいですね。先日も少し触れましたが、後部座席のシートベルトのキャンペーンは目にしても、飲酒運転撲滅は見たことがありません。

酒造会社と、ノンアルコールの宣伝をしていたのはテレビで見ましたけど・・・。

2010年11月28日日曜日

認定書

代行運転の認定書が届きました。
 こんな感じです。認定番号は第900493号です。
福岡県では初めてのNPO法人の代行運転となります。この代行運転による収益は全て当法人の飲酒運転撲滅活動に利用しますので、ご理解とご協力をお願いいします。

また、現在運転代行利用者の会員登録制についても検討中です。会員特典なども検討しています。

2010年11月25日木曜日

不当な扱い・・

私達は今年の5月に正式に福岡県の認証を受けたNPO法人なのですが、今年の夏前くらいに福岡では公務員による飲酒事故が続きました。

当然のことですが、私達の最初の活動の開始は公官庁でした。(当然のことだと思うのですが・・)
そこで受けた不当な扱いの、一番最悪だったk市についてお話したいと思います。

まず、受付ではNPO法人を名乗ると、なぜか警備室にまわされました。今年30件以上市役所などを訪問しましたが、こんなところは他にはありませんでした。

次に何と係りの人に取り次いでもらうと、20代の若い担当者でした。またまた最悪で、人の話は聞こうとしません。福岡県内の他の市役所の担当とは大違い、飲酒運転撲滅活動は独自で行うので、NPOのチラシなどは受け取れないという即答の返事でした。

当然私達も、そのまま引くわけには行かないので、長々と説得してせめて上司に話くらいは通して、どうしてもダメな場合は送り返してくれるようにとお願いしてきたのですが・・・。

2~3日後に電話で返事があって、やはりチラシを置く事はできない。という返事だったので、せめて市の職員に配って読んでください。とお願いしましたが頑なに拒まれて、腹立たしく思っている矢先事務局のポストに先日、持参したそのチラシの配達の記録が・・・。

私達は、高速代往復で4千円とガソリン代、人間二人で半日がかりの仕事でした。
ちなみにその市は、警察官が飲酒事故を起こしたばかりの市でした。

飲酒運転の罪

道路交通法

第65条  何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
2  何人も、酒気を帯びている者で、前項の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがあるものに対し、車両等を提供してはならない。
3  何人も、第1項の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない。
4  何人も、車両の運転者が酒気を帯びていることを知りながら、当該運転者に対し、当該車両を運転して自己を運送することを要求し、又は依頼して、当該運転者が第1項の規定に違反して運転する車両に同乗してはならない。

道路交通法65条 - 酒気帯び運転等の禁止
運転者への罰則

2007(平成19)年9月19日施行の改正により、運転者に対する罰則が強化されている。
    改正後    改正前
酒酔い運転(第117条の2第1号)
飲酒の量に関わらず酒に酔った状態    5年以下の懲役又は100万円以下の罰金    3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
酒気帯び運転(第117条の2の2第1号)
呼気中アルコール濃度が1リットルあたり0.15ミリグラム以上    3年以下の懲役又は50万円以下の罰金    1年以下の懲役又は30万円以下の罰金

罰金があるから飲酒運転はいけないのではありません。飲酒運転は犯罪行為なのです!

2010年11月24日水曜日

代行運転、いよいよスタートします。

本日、NPO法人 エリア福岡ストップ・ザ・飲酒運転推進協議会で申請をしていた、代行運転の認定が正式におりました。早速準備が整い次第、スタートします。県内では、NPO法人の代行運転は始めてということなので、何とか順調にスタートしたいとと思っています。


現在は失業率も高いうえに、不景気も回復の気配はないので、雇用確保という点でも貢献できればと考えています。代行運転は1台の車に必ず2名乗務しますので、中高年の就職困難者などにも、再就職の機会にしていただければいいかなと思います。


合わせて深夜の防犯パトロールなども巡回します。間もなく師走に入りますけど、1年の締めくくりに事故などないように、気をつけたいと思っています。

2010年11月22日月曜日

「交流会」無事終了


ブースで対面交流、アンケートなどをお願いしました。

中央のステージで、報告発表会(副理事長・お疲れ様でした)

交流会準備風景

今日は「交流会」の開催です。あいにくの天気ですがとりあえず、昨日の準備の様子を報告します。企業のほうも九電・TOTO・NEC・キリンビールなどの大手が参加されているようです。
狭いブースを一生懸命にレイアウト中

今日は、アンケート調査を実施する予定です。ブースに訪問された皆さんには資料の配布をする予定です。

2010年11月21日日曜日

福岡県「交流会」

今日の日曜日は、福岡県の主催の「交流会」(11月22日開催)の準備で一日潰れそうです。今年初めての開催行事ということなので、結構ボランティアセンターの担当者もがんばっているみたいです。

私達もこの機会に、ちょうど名刺交換会というちょっとした会食があるということだったので、当日「ハンドルキーパー」のステッカーを無料で配布することにしました。

県知事なども参加予定ということなので、かなり楽しみなイベントです。

ちなみに福岡市中央区天神にあるエルガーラの7Fで11月22日(月)午前10時から開催予定です。NPO20団体と、企業10団体の参加で行われます。

2010年11月19日金曜日

通勤ラッシュなのに・・

今日は飲酒運転とは関係ないのですが、今朝のちょっと腹が立つ出来事を書きます。
福岡市博多区の博多警察署のすぐ横にホテルがあるのですが、ちょうど朝の8時半頃といえばまさしく通勤ラッシュの真っ最中であるにも関わらず、2車線の道路の1つをそのホテルに横付けしたバスが道をふさいでいました。

まあ、その位のことは良くあることなのかも知れませんが、そのホテルから出てくる人たちは、現在日本と尖閣諸島問題でもめにもめている国の人たちがとても多いのです。

そんな観光人に今から仕事で、時間に追われる我々が信号3回も待たされて、ホテルマンの会釈のひとつも無ければ誰でも怒りますよね・・。

我々民間人が普通に止まっていたら駐車禁止をきられるのに・・。今日はほんとに朝から血圧が上がる思いでした。

2010年11月18日木曜日

飲酒運転の車を見かけたら・・

以前の事ですが、事務局あてに1本の電話がありまして「会社の上司が頻繁に会社の就業後に会社で数人の仲間と酒盛りをしている。マイカー通勤の会社で、その上司たちは明らかに飲酒運転の常習者であるがどうすればよいか?」という相談でした。

私も以前はそういう職場に居たことがあります。もし何かあれば、会社の人間も犠牲者ですよね。でも分かっていて見過ごしたら、そのこと自体「問題」だと思うのです。

例えばスーパーで、ガム1つ取れば万引き、窃盗罪です。飲酒運転は犯罪であるが、現行犯で警察しか捕まえることができないシステムなのです。むろん酒屋で一緒にカクウチしていた人が自動車に乗って帰っても、我々民間人にはどうしようもない、と思ってはいませんか?

間違いなく飲酒運転の車などみかけたら、「110番通報」をしてください。

車の車種・ナンバー・現在の位置・走行の方向などを通報することで、事故になる前に走行を停止させるしかないと思います。

そのような皆さんの意識の改革が、事故を未然に防ぐための最大の予防線になるのです。

2010年11月17日水曜日

おまわりさん。それでいいのですか?

私は、仕事柄「代行運転の関係者」や「繁華街に隣接する深夜の駐車場の関係者」の方たちと話すことが、多くあります。

最近の話ですが、交通事故の処理をしていたお巡りさんが、代行運転中の随伴用車両に乗ったドライバーを停止させ、シートベルトの違反の切符を切ったそうです。

結局、代行中の車について行くことができずにとても困った。ということでした。
それよりも私が思ったのは、その代行車が事故を起こしていたら、だれが事故の責任をとるのかな?という疑問を抱いたのです。

代行運転行に7年間携わった事がある私には、その随伴用車両の役割というのがよくわかります。つまりドライバーの迎えについて行く訳でなく、代行保険がついて行っていると考えてください。

代行運転の認可をしているのは県の公安委員会です。その直下の警察官が意味もシステムも理解せず、ただ単に交通違反の取り締まりでもないのに、代行車と随伴用車両を引き離したというのはかなり問題があると感じました。

また、最近よく「後部座席もシートベルトを」という旗をもったおじさんたちを見かけますが、深夜の繁華街の駐車場の前で「飲酒運転はやめましょう」をやったほうがよっぽど効果が出るだろう・・。と思うのは私だけなのでしょうか?

酔いがさめるまでの時間は・・

酔いが醒めるまでの時間は・・

日本酒1合(180ミリリットル)、ビール大びん(633ミリリットル)1本、焼酎0.6合(110ミリリットル)、ウィスキーのダブル1杯(60ミリリットル)を目安に、それぞれアルコール摂取量の1単位とされています。1単位はアルコール分100%に換算すると23グラム前後です。

体内でアルコールが処理される速度は、体重1キログラムにつき1時間で0.1グラムといわれています。たとえば体重60キロの人が、1単位のアルコールを30分で飲んだ場合、3時間体内にとどまります。日本酒なら3合(540ミリリットル)飲むと3単位になり、アルコールが代謝され体内から消えるまで8~9時間もかかるといわれています。大量に、夜遅くまで飲んだ場合は、翌朝になっても酒が残っていることになります。

また、アルコールの処理速度は、年齢や性別、体質やその日の体調などによっても異なります。酒に弱い人などはさらに長い時間、アルコールが体内にとどまります。老齢の方は年を重ねるにつれて肝機能が低下し、酒が残りやすくなっています。

飲んだあとに少し休み、自分では醒めたと思っても、実際には酒が残っていることがあります。「一晩寝たから」「日付が変わったから」飲んでも良いとは必ずしも判断できません。翌朝運転される方は、前日に深酒しないようにするなど、飲むところから自分で管理することが必要です。少しでも懸念がある場合には絶対に運転しないでください。

http://www.arukenkyo.or.jp/ 「社団法人 アルコール健康医学協会」

2010年11月16日火曜日

忘年会シーズン到来!

いよいよ11月も中旬になり、忘年会シーズンに突入しました。

今年の忘年会の予定が入っている人も結構多いと思いますが、私もすでに2つほどお誘いがあってます。全くお酒を飲まない私には、あまり興味のある話ではないのですが、お付き合い上どうしても断れない会合もあります。

今年は不景気なので、世間のお父さん方も忘年会自体は少ないかもしれませんが、日ごろの不満を貯めたままでお酒を飲んで、他人に迷惑をかけることなどないようにしてほしいですね。

正体が無くなってどうやって家に帰ったのか分からない。なんて言っている間はいいかもしれませんが、飲酒運転で事故でも起こせば逮捕されますからね・・・。

人生を投げてない方は飲酒運転は止めてください。

NPO法人 エリア福岡は年末に向けて、飲酒運転撲滅を呼び掛けるポスターの作成・販売をしています。

2010年11月15日月曜日

福岡県ワースト1

飲酒運転の件数が全国の中で福岡県は今年の上半期「ワースト1」という結果でした。(県警発表)
私たちが飲酒運転撲滅のNPO法人を立ち上げようと奮闘している最中に、何人の公務員が飲酒事故を起こしたのか・・。福岡県警は警察の活動には協力してほしいが、警察が民間の活動を支援することはできないといいます。

行政、何か間違っていませんか?活動を進める中で行政に対する不信感は増す一方です。

4年前の事故、被害者は幼い子供たちで、加害者は市の職員だったのですよ。もっと真剣に考えるべきだと思うのは我々だけなのでしょうか?

福岡県はワースト1から改善されたのでしょうか?

11月22日に福岡県のNPOの「交流会」が福岡市天神のエルガーラで開催され、私たちエリア福岡ストップ・ザ・飲酒運転推進協議会も選抜されブースをいただきました。とりあえず交流会の成功を目指して頑張っています。

福岡県民のみなさんへ

福岡県民の皆様へ

私どもは、福岡県より飲酒運転をなくそうと活動を行っている「特定非営利活動法人」です。法人設立のきっかけは言うまでもありませんが、福岡市で起きた飲酒事故であります。

事故発生後、任意団体として飲酒運転撲滅を呼びかけてまいりましたが、なかなか耳を傾けてはいただけず、これではダメだという想いから【NPO法人 エリア福岡ストップ・ザ・飲酒運転推進協議会】を、2010年5月に正式に立ち上げました。しかし、NPO法人だからと言ってすぐに状況が変わるわけではありません。地道な活動を続ける中で、いろいろな人に理解を得ていく必要があります。

ここ数年の間に飲酒運転に対する法の厳罰化などにより、飲酒運転の全体の検挙数は減少したということですが、日常で私達が見聞きするニュースではどうでしょう。警察官が飲酒事故でにげる事件がありました。また、小学校の教職員、中学校の教職員が相次いで事故を起こし、公務員の飲酒事故が後を絶たないほかに、職業ドライバーまでもが、業務中に飲酒の状態で運転するなど、常識では考えられない事故が起きています。

また、夜間に車を走らせると、明らかに飲んで運転をしていると解るドライバーや、中洲周辺から深夜に自分で運転して帰宅する人の多さに驚きます。「飲酒運転撲滅」などと、声だかに歌いながら同店舗の専用駐車場に車で来店した客に対して、「お飲み物は?」と安易にアルコールを勧める飲食店もあります。それぞれに言い分はあるのかもしれませんが、たとえ如何なる理由があるにせよ、その行為は「犯罪・若しくは、犯罪幇助」以外のなにものでもありません。

つまり、法の厳罰化では飲酒運転は無くならないと言う事です。それはアルコール依存というまさしく病気であり、飲んだら人格が変わる他、本人が自分の行動を覚えていないなどの症状があります。まず第一に、これらの人が自覚する事、飲むときは車で行かない事、飲食店や、駐車場関係者なども協力して飲酒中のドライバーの車は出さないなどの当たり前の道徳は守るべきなのです。警察の取り締りだけでは限界があると思います。

言うまでもありませんが、飲酒運転は犯罪行為です。そして、その被害者は幼い命でありました。明日はわが子かもしれない、という気持ちでこの運動を行っています。全ての市民・県民が同じ想いになれば飲酒運転を撲滅することが出来るのではないでしょうか?

私達はこのような状況を打開すべく、官民共同で打開策の推進を協議する組織として前頭に挙げた、飲酒運転撲滅活動と交通モラルの向上を呼びかける事を趣旨としています。
皆様、ご理解の上ご賛同を宜しくお願いします。

※福岡県は飲酒運転の全国ワーストになりました。

活動内容の紹介

  活動内容の紹介

1)      交通事故に関する調査、研究事業
     福岡県内の交通事故状況の調査
     多方面からの意見、情報の収集

2)      交通事故に関する情報提供事業
     機関紙の発行
     インターネットによるホームぺージの掲示

3)      飲酒運転撲滅に関するイベントの企画、運営事業
     ポスター等の作成・販売


4)      交通事故被害者に関する福祉活動の支援事業
     他の事業の収益によるものとする


5)      自動車運転代行事業
     認定取得後、速やかに営業開始


6)      ドライバーの育成及び派遣事業
     自動車運転代行事業と合わせて、特定労働者派遣の事業の開拓


7)      その他この法人の目的を達成するために必要な事業
     その他、防犯パトロールなども検討中

活動の種類

<目的>
この法人は、福岡県民に対して、交通モラルの向上の推進に関する事業を行い、飲酒運転撲滅活動に寄与することを目的とする。

<特定非営利活動の種類>
  1. 社会教育の推進を図る活動
  2. 地域安全活動
  3. 子どもの健全育成を図る活動
  4. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
  5. 消費者の保護を図る活動
  6. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

以上の活動を行う予定です。

設立趣旨

1.  趣  旨
今日の車社会の中、免許人口は増加する一方で、道路交通法の厳罰化にも関わらず、悪質な飲酒運転による交通事故が日常的に起きています。法の厳罰化により、より悪質なひき逃げ事故などが、さらに問題としてあげられます。私たちは、自動車のドライバーのみならず、自動二輪車や自転車のドライバーにもモラルアップと飲酒運転の撲滅を呼びかけていきたいと考えます。また、飲食店などにポスターの掲示を斡旋する等の未然に事故を防ぐための活動も、あわせて推進していくことが必要です。子供から老人まで幅広く呼びかけることで、県民全体の意識改革ならびにモラルアップを推進する活動につなげていけたらと思います。「少しなら…」を見過ごさない地域作りこそ、飲酒運転撲滅の第一歩につながります。

この法人は行政及び企業などと連携して、幅広い角度で飲酒運転撲滅を推進して行く事に寄与して行きたいと考えています。このような活動を行うにあたって、さまざまな契約行為が発生するため、法人格の取得が必須となります。しかし、私たちの活動は営利を目的とするものではないため、特定非営利活動法人を設立し、安全な地域作りに寄与していきたいと決意しました。

平成22年5月6日設立

NPO法人リンク集