2010年11月17日水曜日

酔いがさめるまでの時間は・・

酔いが醒めるまでの時間は・・

日本酒1合(180ミリリットル)、ビール大びん(633ミリリットル)1本、焼酎0.6合(110ミリリットル)、ウィスキーのダブル1杯(60ミリリットル)を目安に、それぞれアルコール摂取量の1単位とされています。1単位はアルコール分100%に換算すると23グラム前後です。

体内でアルコールが処理される速度は、体重1キログラムにつき1時間で0.1グラムといわれています。たとえば体重60キロの人が、1単位のアルコールを30分で飲んだ場合、3時間体内にとどまります。日本酒なら3合(540ミリリットル)飲むと3単位になり、アルコールが代謝され体内から消えるまで8~9時間もかかるといわれています。大量に、夜遅くまで飲んだ場合は、翌朝になっても酒が残っていることになります。

また、アルコールの処理速度は、年齢や性別、体質やその日の体調などによっても異なります。酒に弱い人などはさらに長い時間、アルコールが体内にとどまります。老齢の方は年を重ねるにつれて肝機能が低下し、酒が残りやすくなっています。

飲んだあとに少し休み、自分では醒めたと思っても、実際には酒が残っていることがあります。「一晩寝たから」「日付が変わったから」飲んでも良いとは必ずしも判断できません。翌朝運転される方は、前日に深酒しないようにするなど、飲むところから自分で管理することが必要です。少しでも懸念がある場合には絶対に運転しないでください。

http://www.arukenkyo.or.jp/ 「社団法人 アルコール健康医学協会」

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